子どものゲーム問題!!
世間でもまわりの友人とも本当によく話題にあがりますが、我が家でも何度となく話し合い、ルールをかえて付き合ってきたものの一つです。
子どもにとってはリフレッシュの神様、わたしにとっては時にはお助けグッズ、でも時には悪の元凶となり、取り入れ方が本当に難しいと感じてきました。
先日も、外食先で隣の個室から大人4人の会話が聞こえてきました。
一時間以上あとに、ぼそりと小学生くらいの子どもの声がしてびっくり!
いたの??!!!(;゚Д゚)
帰り際に見えたのは、子ども2人がそれぞれの画面を見ながら無言でゲーム機器で遊ぶ姿でした。
わたしも色々やり方を変えながら、受け入れきれない理由と、どうしたら肯定的になれるか考えた結果、辿り着いたのは「気になるのは学業や他に楽しんでいることが二の次にならないかということ」、「子ども一人の世界ではなくリビングで共有出来ればかなり肯定的になれる」ということでした。
一番の理想は、ゲームをこえる魅力をもつリフレッシュの神様がメディア以外のもので感じられることでしょうが、最近は昔のようにかくれんぼや鬼ごっこのお誘いでは太刀打ちできずにいます。(そりゃそうか(笑))
大人も子どもも電子機器の活用で生活が充実
子ども達はタブレットを使った宿題が学校から出され始めました!
色々と懸念点はあるとはいえ確かに便利ですよね~。
その場で多くの情報が検索でき、それをクラスで共有して学び合える、便利な道具とすごい時代です。
学校で配られたタブレットだけではありません。
家の中を見るとパソコン、それと連動しているテレビ、携帯、タブレット、数種類のゲーム機器など、今は電子機器が充実し、家にいても買い物も入金もでき、様々な時事を知ることもできます。
子どもに関しても学べるサイトが充実し、オンライン学習で学びの場が格段に拡大しましたよね。
ありがたいです。
他の電子機器同様、より魅力的になったゲーム
容量は格段に増え、画像はより鮮明に、それぞれの機能が進化してきた電子機器。
ゲームも同様です。
鮮やかな色、わくわくする音楽、カッコいい(カワイイ)キャラクター、なんとオンラインで日本国内はもちろん世界各地でつながりを得て対戦することもできるようになりました。
大昔にマリオのゲームの中でAジャンプとBダッシュくらいしかやってこなかったわたしにとっては、とんでもない世界です。
けれども、こんなに進化して魅力が増したのに、子どものゲームのこととなるとつい目くじらを立ててしまうんですよね!
子どものゲームを肯定しきれないのはなぜだろう/わたしの場合
目が届かず多くの事件が起きていること、お金を使う実感が得にくい課金システムがあること、時に一人の世界に没頭しすぎ感情のコントロールに支障がでること、色々ありますが、わたしが一番引っかかったのはゲームを早くやりたいがために他のことが疎かに、そして雑になることでした。
もちろん「これが終わったらゲームができるぞ~!」と時に頑張るきっかけにもなりますが、後に控えているゲームが楽しみで仕方がなく、じっくり考えて宿題に取り組むことが減ったり、するべき片付けが明らかに雑になったり、我が家ではマイナスに働くことの方が多いように感じました。
また、親子で学校や習い事の話をゆっくりする時間が減ったなと感じた時には、ゲームが悪としか思えませんでした・・(涙!)
スムーズにプレイできている時には穏やかなのに、そうでないときにはイライラし、時に泣き、発狂したりもする・・そんなのを見ていると『リフレッシュになってないやん!!』と思いますし、うんざりなのも正直なところです。
我が家のゲームルール
①娘が小4・息子が小1の頃
平日→×
土日祝→〇(時間制限なし)
※長期休暇でも同じで平日は×
②娘が小5・息子が小2のいま
平日→×
土日祝→〇(2時間まで)
※長期休暇では平日は30分〇
この他にも何度も話し合いをして変更してきましたが、長期で取り入れてきた時間のルールは上の2つです。
①を②に変更したきっかけは、週末は習い事やお出かけ・友達との約束でゲームの時間を取ることが出来ないことが多く、それならば夏休みなどの長期休暇で出来るようにしてほしいという、子どもからの提案でした。
その他に、イレギュラーで遠方に住む従弟とタイミングが合えば平日に少しやることもあります。
がんじがらめのルールはお互い疲れるので、イレギュラーがあっていいと思っています。
大切なのは「ルールは押し付けず親子で話し合って決めること」
決める際に大切にしたことは「親の一存で決めてしまわないこと」でした。
必ず子どもと話し合ってお互い納得するところまで歩み寄ることは、どんなルールを決める時にも大切ですよね。
親が決めて押し付けるよりも話し合いはずっと時間はかかりますが、そうして決めたルールは子どもにとって守りやすいものに落ち着くので、結果的にきちんと守ってくれるなと感じてきました。
メディアの存在が悪いわけではなく、うまく使いこなせていない人間が悪い
以前、息子が先生から教えてもらってきました。
『メディアの存在が悪いわけではなく、うまく使いこなせていない人間が悪い。大事なのは見る時間の長さではなくて時間を使うタイミングで、うまく使えば学びが多い』
なるほど~我が家のゲームや動画視聴もそうだなと思ったものです。
家族で共有できることで受け入れられるように
わたしの場合【家族で共有できるかがキー】 でした!
最初にも書きましたが、子どもがゲーム機器やタブレットと一対一、それもヘッドフォンをしてこちらは無音だとどうもピリピリしてしまうものです。
けれど、ゲームも動画もリビングのテレビにつなげてみるようにしてからは以前よりも前向きに受け止められるようになりました!
だってどんなに精密であろうと、楽しいものであろうと、 ゲームには感情がありません。
幼少期にゲームばかりして友達と遊ぶ経験が少ないと、本来学ぶべき悲しみ喜び怒りなどが学べず、思春期の人間関係作りが出来なくなるともききました。(感情のコントロールが出来ず突然怒ったり手が出やすくなったりするそうです。)
それを家族で共有して一緒に楽しんだり悔しがったりすることにより、緩和できているのかなと感じています。
テレビにつなげて共有していると、動画では子どもが笑った場面を見聞きしてこちらもクスリとしたり、ゲームでは強い対戦相手に負け悔しそうにしていると「今の攻撃まねしたらいいじゃん!頑張れ!」くらい言えちゃうんです!
ちなみに、一人で動画が見たいとかゲームがしたいという日も当然あるので、それはそれでOKしています。
共有することは干渉したいからではないものの、一人時間も必要ですもんね。
他の家庭とのバランス
うちはうち!よそはよそ!
いつの時代も言われがち、言いがちなフレーズですが、これだけ各家庭でゲーム機器がそろっているとやはり他のおうちとの兼ね合いもつい意識してしまうものです。
☆先日、平日の放課後に友達に遊ぼうと家にお誘いしてもらった小2息子。
平日はゲームをしないため
「でもおれ平日ゲームしないから外遊びでいい?」
というと、驚かれて遊ぶ話はなくなってしまった。ということがありました。
イレギュラーで許すべきかどうかとても迷いました!
ただその後に嬉しいことがあったんです。
後日同じ友達から、『外でいいから一緒に遊ぼう!』と誘われて帰ってきたのです。
息子も相手の友達も、家庭ごとに色々なルールがあることを知ったでしょうし、こんな風に後日歩み寄りをしてもらい遊べた経験ができたこと、これはよかったなと思っています。
さいごに
子どもにとって魅力的なゲームや動画から引き離すことは本当に難しいですよね。
分かります!!
ですから是非しっかり話し合って、お互いが少しずつ我慢して守れるルールを決めてみてはどうでしょうか。
過干渉にならないよう、でも共有できるよう臨機応変の対応がおすすめです!(わたしもまだまだなので意識しています!)
PCで調べもの、ゲームしてる間に家事や仮眠、こうして今もカチカチキーボードをたたいたり、わたしもメディアにはたっぷりお世話にっているんですがね(笑)
子どもとの会話や自分がやるべき仕事が疎かにならないようにしなくては!
コメント