子どもからもらったプレゼント、どうしてる?
手紙、似顔絵、ビーズで作ったアクセサリー、学年が上がると文房具やマグカップなど、子どもからもらったプレゼント、使っていますか?
「ありがとう~!(涙)」
と、その場では感激しつつも、大切だからとすぐにしまったり、もったいないと使えずにいたりするよりも、短期間でも飾ったり、子どもの目の前で使う姿を沢山見せたりすると、きっと子どもの自己肯定感向上にもつながります。
子どもからの提案、遠慮しないで受け入れよう
最近わたしは誕生日を迎え、また一歩四十路に近づきました。
誕生日の前に子ども達に何が欲しいか聞かれ、伝えられた予算は3000円!
「まだ小学生の二人から3000円なんて!とんでもない!」
自分の誕生日にそんな大金をかけてもらうなんて申し訳なくて、大好きなチョコレートを1つリクエストしました。
けれど子ども達は腑に落ちない様子。
バッグはどうか、ピアスはどうか、好みに合わせて色々と聞いてきてくれました。
わたしはわたしで減ってしまう子どものお小遣いを気にしていましたが、子ども達は子ども達で大好きな母親に喜んでもらうために、出来る限りのことをしてあげたいという気持ちで一杯だったのだと思います。
そこで加えた2つの工夫
【2つの工夫】
①本当に欲しいものをきちんとこちらから子どもにリクエストすること
→遠慮して、安価だからと欲しくないものを選ぶことを避ける。
②高価なものや準備が難しいものであれば密かに家族に協力をお願いしておくこと
→例えば大好きなケーキ屋さんのホールケーキだとしたら、代金は家族にも協力してもらうよう伝え、手配や受け取りなどの過程に沢山参加してもらうなど。
そこでわたしは、メモ魔ゆえ、よく壊れその度に新調するシャープペンシルと手帳をこちらからお願いし直しました!
子ども達は、わたしがそれらを毎日使っていることをよく知っているので、ナイスアイディア!と喜んでプレゼントしてくれたのでした。
それからは、使う度にニコニコしながら「書き心地はどう?」とか「外側、良い色だね」、「沢山使ってるね~」とわたし以上に喜び、どこか誇らしげな様子がみえました。
プレゼントしたものを沢山使ってもらえるのって、すごく嬉しいよね!
自分が贈ったものが活用されて大好きな人の役に立っている、そう思える両親や家族の誕生日、それらは子どもが成長するイベントの一つでしょう。
親が我が子の笑顔を想像しながらプレゼントを選ぶように、子どもも同じなのですね。
限られたお小遣いや調達手段は家族にフォローをお願いして、是非子どもが満足するものをリクエストしてみてください!そしてもらったものはどんどん使いましょう!
☆ちなみにわたしは、絵は飾る、手紙はお守りがわりに手帳に挟む、ビーズは財布の小銭入れに入れるなどし、たまに「ここに入れてるよ~」と、身につけていることを知ってほしくて子どもにも見せています。
いまでも笑っちゃうわたしから母へ贈ったプレゼント
これが書きたくてこのテーマにしたといってもいいかもしれない・・笑
わたしが小学校高学年の頃、当時ロングヘアだった母がテレビに映る女優さんを見て「ショートカットもいいかも」とつぶやいているのを聞いたことがありました。
そこで、誕生日にサプライズを!と張り切って計画した時のことです。
弟と一緒に工面したお金を持って母の行きつけの美容院に行き、先に支払いをし、母には「連れていきたいところがある」と言い、誕生日間際の週末にその美容院に連れて行きました。(今思うとすごい行動力)
母の喜ぶ顔を想像してわくわくし、また、望みを叶えられる自分が誇らしく思え満足もしていたものです。
メニューも先にこちらで決めていて、もちろん「憧れのショートカット」。
それに大サービスで「ゆるめのパーマ」も追加!
完璧なプレゼントだ~と大満足していたわたしの横で、母は終始含み笑いをしていたのを覚えています。
数時間後・・仕上がりはわたしから見るとなかなかよく、こちらはサプライズ大成功!だと思っていました。10年以上も(笑)
なんと大人になって母から本当のことを打ち明けられたのです。
「びっくりしたよ!全く切りたくなかったけど切らなきゃなくなって。それも仕上がり見たらドリフに出てくる雷さまなんだもん。」だって!
もうおかしくておかしくて(笑)これを書きながらも笑いすぎて涙拭いてます。
あの含み笑いは嬉しさが込み上げてのものではありませんでした。それでもあの時の母は自分ではなく子どもの満足度を優先してくれたのだと思います。
(ちなみにそれ以降、母のショートカットは見たことがない(笑))
まとめ
子どもの自己肯定感を高めるきっかけにもなる両親や家族の誕生日。
是非本当に欲しいものをリクエストして、もらったものはしまいこまずにどんどん使ってあげましょう!
娘からもらった手帳に、息子からもらったシャープペンでこの下書きを書きました。
わたしにとっては百万力!
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