想定・仮定で教育現場での性被害から子どもを守る

性教育とは

つい最近、住むマンションの入り口で派手に鼻血をだしている低学年の男の子に遭遇しました💦
まだ血が止まっていない上、手や腕でぬぐったのか頬も口のまわりも血まみれ!!
着ているサッカーらしきユニフォームの色はまさかの白・・

声をかけるとティッシュなしタオルなし(わたしも手ぶら)!
「このままサッカーには向かえないんじゃないかな~まだマンションの前だから戻って拭いて落ち着いてから行ったらどう?」
と提案すると、家に戻っていいかわからないと言います。
「じゃあわたしの家もここだからティッシュ取ってくるから待てる?」
と聞くと今度は、ティッシュをもらっていいのかわからないと言います。

結局予定通りサッカーに向かうと言うので、そこで誰かにティッシュもらってねと伝えて別れましたが、帰宅後は自己決定力について考えさせられました。

『人生は自己決定の連続です』

特に小学校入学後は登下校、持ち物や宿題の把握、人間関係・・・親のサポートが減り自立の訓練が始まるため、その分自己決定するべき状況が一気に増えます。

今回の男の子は、イレギュラーな場面でどうしていいのか決められなかったのでしょうね。
でもそれは男の子のせいだとは思いませんでした。
行動範囲が広くなり一人で行動することが増えることに備えて、わたし達大人(保護者や教育者)が、日頃から色々な場面を仮定して子どもに伝えることが大切だと考えたからです。

男の子には
【もし途中でケガをしたら家に戻ってきてもいいからね。そういう時は遅刻しても大丈夫だから。小さなケガでサッカー場の方が近ければサッカーに向かってもいいよ】
【困った時にはティッシュや絆創膏をもらっていいよ。もらった後はお母さんに教えてね】
こんな情報が今までに入っていたら判断しやすかったのかもしれないね

うんうん!

大人は色々なトラブルを経験してきているから、経験していないことでもニュースや人から見聞きして想定・仮定することができるけれど、子どもたちは経験が少ないから大人のようには想定できないね。

その通りだね

だから他にも下のように日頃から伝えておけるといいと思います。

例1 
【①傘がない時に強い雨が降ってきたら迎えに行くから一人で帰ってこないでね。②小雨で帰れそうな場合は帰って来ていいよ。②友達に入れてもらえるならそれでもいいし。③お母さんも向っちゃっててもすれ違わないようにお互い必ず同じ道を通ろう】 
例2
【①お母さんの方が家に着くのが遅くて鍵が閉まっていたら〇〇のベンチにいてね。②お友達に家に上がっててもいいよと言われても今日は習い事があるからまた今度にしてね。③念のため学校出る前にトイレは行っておいてね】

①で仮定、②で更なる仮定、③で直面した時に不安材料になることを取りのぞいておくといいですね

転ばぬ先の杖の出しすぎはよくないとは思うものの、経験すべきではない事件事故も沢山ありますからね。


だいぶ前置きが随分長くなりましたがここから本題です!

いま塾や学校、子どもを預ける場での性犯罪が増えていますね。(増えているというよりも、今までもずっとあったことが明るみに出始めただけなのかもしれませんが)
そしてその対策として日本版DBSの導入が検討されています。

ニュースでは
「子ども達に近づかせないために早急に制度化を」
と外から守ることが重要であるという意見や
「間違いを犯しても改心した場合に就きたい職に就けないのはどうなのか」
なんて加害者側を擁護する意見もありました。(この時にはついTVにむかって ‘‘治らないから!!😡‘‘ と大きな独り言が出ました)

日本版DBSの導入により加害者になり得る人を近づけないことも大切です。
でもそれでも被害にあう可能性は決してゼロにはなりません。

だからこそ、性に関することも大人が子どもに対して「想定・仮定、また不安材料を取りのぞくこと」をしておくべきだと強く思います。
・プライベートゾーンは自分だけのものであって、家族であっても先生であっても親友であっても勝手にタッチしていい場所ではないこと。
・プライベートゾーンでなくても嫌だなと思うようなタッチはやめるようにいっていいこと。
・相手が誰でも二人きりになって嫌だなと思ったら相談していいこと。
・上下関係によって嫌なことを我慢するのはあってはならないということ。
など。

特に性被害は上下関係があると声を上げてはいけないと思いがちなので、大人や先生でも間違ったことをすることがあるということや、それはやめてもらうべきことですぐに相談してほしいと繰り返し教えたいものですね。
こわかったり関係性を考えて「やめて!」と言えなかったりするならその場から逃げてもいいんです。
逃げてもいいのか分からずに戸惑うことがないよう、子どもの選択肢を大人が増やしてあげましょう。

また日頃からコミュニケーションをとり、何か不安そうにしていることがないかや食欲不振、体調不良、兄弟への接し方の変化などを気にかけてくださいね。こちらの記事もぜひ!

ここまではからだの守り方についてのお話しだったからネガティブな内容だったけれど、本来自分や好きな人とのスキンシップは多くが心地いいものだよね。

そうだね。
こわいと思う場面での対処法と同時に「信頼している友達と2人で出かけたり握手したり、喜んでハグする瞬間なんかは嬉しいし楽しいよね。そんな素敵な関わり方は大切にしてほしいし楽しんでほしいよ✨」と、心地いい場面もあることあわせていつも説明することをおすすめするよ。

「自分の大切なからだをいつ誰に見せるか、触ることをよしとするかは自分次第」なのが前提ですからね☺

日本版DBSももちろん子どもを守る手立てになるのでしょうが、子ども側にも自分の身を守るための知識や情報、様々な場面があり得ることを想定・仮定で、しっかりと伝えていきましょうね!

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