最近ようやく性教育の必要性が見直され、信頼できる書籍も以前よりも多くなりましたね。
まだまだ浸透はしていないものの、講習に来てくださった方や友人がおうち性教育を意識してくれていることを嬉しく思います。
とはいえ子どもの反応は様々で、想像していなかった言葉が返ってくることもあり、大人が戸惑うことも沢山あるはずです。
子どもの発想力や想像力は純粋で柔軟でそして無限ですからね。
大人のように❛こんなことは科学的にあり得ないだろう❜なんて思わないので色々なことを考えてくれます。
「コウノトリが運ぶと言っていたのに嘘をついていたの?」と怒る子、「風船のようにお腹が膨らんでいたのに今はぺちゃんこでママはマジシャンだ!」と驚く子、「おへその穴はいくらなんでも小さすぎて赤ちゃんはうめないと思っていたよ~」と納得する子、どんな反応があったか色々な話を聞いてきました。
そして最近、膣からうまれることをお子さんに伝えた方から、こんな相談がありました。
『おなからうまれたんじゃないんだね!!ママ、ぼくがうまれてきたところを見せて!』
見せるべきですか?
いいですね、お子さんのこんな反応~
自分が誕生したルーツを知り、もっと知りたい!と思ってくれているのです。
とはいえ、そんな子どもの意思を尊重して見せるべきでしょうか?
答えはNOです!
なぜならママの体にも子ども同様プライベートゾーンがあり、自分の体を守る権利があるからです。
ですから、こんな時にはまずはあらためてプライベートゾーンの説明をして、ママにも自分だけが見られる、触れられる大切な部分があることを教えてあげて下さい。
ただ、せっかくうまれた❛知りたい!見たい!❜という気持ちは大切にしてあげてほしいので、 ぜひ女性の内性器の挿絵がある本できちんと正しいことを教えてあげて下さいね。
「ママのプライベートゾーンはママだけのもので見せられないけれど、絵で説明ができるから、この本であなたがどこからうまれたか一緒に見てみよう」と。
知りたいと思ってくれたチャンスを大切にしていきたいですね!
ちなみに、おっぱいをさわっていいか聞いてくる子どもへの対応も似ています。
「おっぱいはママの大切なところだからギュ―にしようね」などと置き換えてあげるといいですね。
ただ、さわっていいか聞いてくれた時にはそれをほめてほしいですし、なぜさわりたがるか(寂しいからなど)原因の確認をして、あれば解決することが大切です!
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