「生理で腰が重いから少し横になるね・・」
「おまたから血が出る日だから一緒にお風呂にはいれないの💦」
家庭で子どもとこんな会話をすることがよくあるのではないでしょうか。
そんな時、どんな反応が返ってきますか?
”わかったー!”と返されるかもしれませんが、それはきっと聞きなれた言葉であるだけで、どんな現象・体感なのかは理解はしていないことでしょう。
当然ですよね!
体験している女性でないと、どのようなものか実際には分からないものです☺
・生理だから今日はお風呂一緒にはいれないよ・・・セイリ??なんだそれ??
・おなかいたい日なの・・大丈夫?💦
・イライラする日なの・・えっ‼(こまる~)
・血が出る日なの・・・・どこから⁈けが⁈💦
血が出ると聞くと子どもは病気やケガを連想し不安になることがあるかもしれないので、その不安は消してあげたいですね。
是非、”生理だから~”とさらりっと言って伝わっていると思わず、丁寧に伝えてあげてください。
一気にではなく、じっくりと情報を追加いくイメージがおすすめです✨
【子どもの年齢やキャラクターに合った伝え方を見つけよう】
・赤ちゃんを育てる子宮がどこにあるか
・赤ちゃんの卵が最初にもぐりこむ子宮内膜の役割
・卵が来なかったり、来てもうまくもぐりこめなかったら子宮内膜が血と一緒に外に出る仕組み
・血が出る穴は、おしっこが出る穴とうんちが出る穴の間にあり女の人だけが持っていること
【何度も丁寧に】
・学校ではほとんど学べないから
・経験できない男の子にこそより丁寧に(労わりの心の芽生えにもなります)
・女の子には知識が心構えや安心材料に
・はぐらかさない、わからないことは約束して必ず後日伝えよう
【お風呂は絶好のお話の場①/生理の話からできる様々なテーマ】
・からだの変化があって生理がくること
・HPVワクチン
・生理痛、PMS
・生理用品の種類、生理の貧困 etc
【お風呂は絶好のお話の場②/性教育は生殖に関してだけではありません☺】
・人間関係
・洗い方の説明から心とからだは自分だけの守られるべきものだという人権の話
・人権の話からマイノリティやマジョリティ、夫婦別姓などなど色々話題を広げいていけるといいですね!
☆【ポイントの整理】
◎年齢やキャラクターに合わせて、丁寧に説明
しよう
◎はぐらかさない
◎お風呂の活用がおすすめ(絵本の活用も!いい絵本が増えています)
◎話を広げてみよう
わが家では「いま・・子宮内膜が はがれているーーピリピリするぜ!」とアニメ調で話題にすることもあります。(笑)
ナプキンの種類、経血の量の変化、多い日に寝転んだら漏れることもあることや腰が重いことなど、体感していることを何気ない会話に盛り込んで知識の肉付けをしていきましょう。
←おススメの本はこちら✨
入浴中にお母さんの足元から流れる血液をみて病気を心配する男の子に、性器の仕組みから生理にいたるまでを丁寧に説明してくれています。
結婚・出産の選択は自由であることなども書いてあり学びが多い一冊です。
話題にしにくいテーマかもしれませんが、伝えなければ知ってもらうことはできません。
夫婦や親子、家庭で生理の話題を出してみてくださいね。
正しく知ってもらうことで子どもはこの先心構えができるでしょうし、大人は体を労わってもらえるかもしれませんよ☺
コメント