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パパにも男の子にも知ってほしい❛生理のトリセツ❜①

月経

今回は【性別問わず誰もが知るべき月経】をテーマにします。
大切なことは、女性自身が月経の一般的な仕組みを知ることだけではなく、全ての性の人が知るべきだということと、ではなぜ誰もが知るべきなのかということです。

その理由は『(それぞれが望む充実した人生により近づくための)恋人・夫婦・親子などの人間関係を築くスキルを身につけるために必要な知識』だからです。

女性が月経と付き合う年数は40年!長いですね~
だからこそ女性が月経をもっとポジティブに受け止められたら
また、男性が月経前や月経中のパートナーの気持ちやからだで起きていることを理解して接してあげられたら
きっと関係はより素敵なものになるでしょう。

ですから、女性は自分のからだの仕組みと神秘的な力の魅力、そして自分を守る方法を知るために。
男性は愛する相手のことを理解し尊重するために。
今回も一緒に学びを深めましょう!

月経は毎月やってくる子宮のお掃除タイム

はじめに一冊の本を紹介します。
『大切なのに誰も教えてくれなかった 女子の心と体のトリセツ』

著者である助産師の神藤多喜子さんはこんな風に言います。
❛生理とは、月に一度血を流すだけの行為ではない。妊娠・出産と深く結びついたものであり、やがて人生をともにしたいと思うパートナーに出会い、子どもがほしいと思ったときに赤ちゃんを産めるように、毎月予行練習(小さな妊娠・出産)をしているようなもの❜と。

そんな大切なイベントである月経を、自分のからだを知ることで、つらいものにしないことができるのだと教えてくれる一冊です。
月経が素敵な営みだと思えるように、女性ホルモンのリズムについてや、普段から取り入れられる女性ホルモンのケアなど、「女性ホルモンの攻略」ともいえる月経前や月経中のおすすめの過ごし方がたくさん紹介されています。

月経は子宮のお掃除をしてキレイにリセットする大切なイベントだな、改めてそう思えました。

月経のサイクル

月経とは、1サイクルを25~38日とし、受精卵がやってこないで使われなかったベッド役の子宮内部の組織が、血液と一緒に外に排出される現象です。

①卵胞期
脳から卵巣に卵胞刺激ホルモン」という合図になる物質が分泌され、卵巣の中に詰まっている卵胞の成熟を促す。そこから排卵の準備をする期間。

卵巣の大きさは親指の頭くらい。卵管の太さは鉛筆の芯程度で長さは10cm程度のストローのような管。子宮の大きさは大人で鶏の卵くらいだよ~!

あと、妊娠が進むと子宮の大きさが大きく変形するのは、子宮が子宮筋層という筋肉でできていて収縮するから。

②排卵期(排卵
脳から卵巣に排卵を促す「黄体化ホルモン」が分泌され、卵子が卵管に向かって放出される。月経初日から11~25日の間に起きる。

③卵黄期
排卵で卵子を放出した卵胞は黄体になる。(卵胞は「卵子を細胞が取り囲んだ構造」で、卵子を保護するための目的がある)
①②の脳からの指令で分泌された「卵胞刺激ホルモン」と「黄体化ホルモン」の刺激を受け、今度は卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌される。
それらが届いて子宮内膜は厚くなり、栄養を蓄えながら柔らかくなっていく

受精まで

卵子は子宮からのびてきている卵管の先(卵管采)に受け止められ、そこに精子が来るもしくは既にいると受精するかもしれません。

(ここがすごい!!↓)
排卵期のみ子宮頸管粘液の分泌量が何十倍になり流動性が増し、更に普段pH4.0~5.0の酸性の膣内がpH7~8.5になるため、pH7.2~8.0の弱アルカリ性の精液でもこの期間は普段よりも高い生命力をそなえ、粘液の流れに逆らって卵管の方向に進んでいけるのです!

つまり、子宮頸管粘液と溶液中の水素イオンの濃度の変化により、排卵期には精子を受け入れ排卵期以外には精子の進入を妨ぐという神業をやってのけているのですね~。

受精した場合、受精から約一週間後に厚く柔らかくなった子宮内膜に着床したら妊娠が成立となります。

女子の心と体のトリセツ~大切なのに誰も教えてくれなかった
すべての女の子、必読の一冊! ! 生理がめんどくさい、気分が安定せずイライラする、妊娠したかもと不安…。 誰にも相談できないそんな悩み、ありませんか? 女性ホルモンの専門家が思春期の女の子に伝えたい、自分の心と体をケアする方法。

エストロゲンとプロゲステロン

40種類以上ある人体の臓器の働きを調整するホルモンです。
その中で女性ホルモンと呼ばれるのは、卵胞ホルモン=エストロゲンと、黄体ホルモン=プロゲステロンの2種類!

<エストロゲン>
子宮に作用して、受精卵のベッドとなる子宮内膜を厚くする働きをする
また、女性らしさを作るホルモンとして、乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係しているもの。
さらには、コレステロールの増加を抑えて血管を丈夫にし動脈硬化を防いだり、骨にカルシウムウを蓄積させ骨を丈夫にする役割もある。

月経直後から10日間はエストロゲンが優位で、髪や肌つやがよくなり、「新しく精子を受け入れよう!」と男性を優しく惹きつけようとする。

<プロゲステロン>
子宮内膜を受精卵が着床しやすいように整えたり基礎体温を上げたりと、妊娠を助ける
また、妊娠した場合は分泌が続き赤ちゃんが育ちやすい子宮環境を整える一方で、妊娠していなければ分泌量が減少し、子宮内膜を体外に排出させるのを助ける

排卵直後から月経前までの10~14日はプロゲステロンが優位で、『体が“妊娠した”と勘違い』し、心や肌が敏感になります。
吹き出物が出たり、怒りっぽくなったり、外敵から子どもを守ろうとして「あっちに行って!」と男性が近寄るのを避けようとしたりします。


エストロゲンは艶やかなからだに、一方のプロゲステロンは吹き出物ができるなど不快なことも多いが妊娠継続には欠かせない、2つとも大切なホルモンです。

こうして見えないところで毎月素敵な、そして素晴らしい営みが繰り返されているのですね~!

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まずは自分やパートナーの月経のサイクル・特徴を知ろう

婦人科で最終月経を聞かれたものの、本人は把握しておらず親が答えることがよくあるそうです。
年齢にかかわらず、自分(またはパートナー)のからだの管理を知識を持って行うこと、これはどの期間でも快適に過ごすためにとても重要なことでしょう。

また、十分に説明をうけないまま初経をむかえ、急に陰部から血が出たことで病気だと思う子がいると聞きます。
初経をむかえる前に正しい情報を伝え、神秘的なからだの仕組みを知ってもらうことで、はじめから月経をポジティブに受け止めてもらいたいと強く思います。

つづきはまた次回!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆彡

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