セルフプレジャーは最高の性欲自己管理法!後ろめたいと思わないで

セルフプレジャー(マスターベーション)
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セルフプレジャー、このことをずーっと書きたいと思っていた!

理由は、以前参加した【射精学習】のセミナーで、男性はセルフプレジャーで快感を得ることを後ろめたいだとか、そんな背徳感があるのにまたしてしまい情けない、恥ずかしいなど否定的にとらえる人がとても多いということと、女性に関してはセルフプレジャーをすること自体がまだまだタブーのように思われていると聞いたからです。

とんでもな~い!!それは誤解です!

だって誰かに迷惑かけてますか?
望まない妊娠を避けられ、同意のない相手に無理を言うこともなく、自分で自分の体と向き合い快感を得られる。
これは最高の性欲自己管理法です!
性を含む自分の体に愛着をもつことと、その管理ができることは『健康的なこと』なのです。

正しい情報を、精通やセルフプレジャーデビューよりも先に知らなかったがゆえに、多くの人がセルフプレジャーに対して否定的になっているのだなと改めて性教育の不足を感じます

今日は、自分の体を知り、大切だからこそ優しく触れ、快感を与えるセルフプレジャー。
それは素敵な行為なんだということをみなさんと確認したいと思います。

射精の経緯は4つ

射精はこんな経緯で起きますよ~。

セルフプレジャー:自分で性器をさわり快感を得られる場所を探すこと、その結果の射精(セルフプレジャーはタッチングも含みます。必ずしも射精はともなわないということですね。)

夢精:遺精に含まれるもので睡眠中に起きる射精

遺精:無意識のうちに起きる射精

性交:相手と同意の上で行う性行為の結果の射精

『セルフプレジャー』と呼び方がかわり始めているわけ

手で汚す意味の「マスターベーション」や、自分を慰める意味の「自慰」ではなく、自分で快楽を探求する意味の『セルフプレジャー』という呼び方が最近では使われることが多くなりました。
本来は、自分だけが分かる肩こりを自分でほぐすような、自分だけの楽しみ、快楽だからです。

「シングルラブ」、「シングルセックス」、高校生の間では「ソロ活動」なんて呼び方も使われているようです。
ソロ活動!なんだかミュージシャン的(笑)
自分でスキルを磨いて向上していくような呼び方ですね。

マンガ おれたちロケット少年
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セルフプレジャーは性行為の一つ

セルフプレジャーは色々ある性行為の中の一つです。
「セルフプレジャーは性交の代わりにするもの」「パートナーがいればしないもので、いなければするもの」というイメージはありませんか?
それは違いますよ~。
パートナーがいてもいなくてもしていいものです。
自分の体を触る権利は自分自身にのみあるものですから、誰かに制限されるべきものではないのです。

誤情報をうのみにしないで

また、よくセルフプレジャーをしすぎると頭が悪くなるとか、精子がなくなるとか、逆に射精しないと精巣が破裂するとか、本当に根も葉もない間違った情報を耳にし驚きます。

まず回数は、食欲にともなう食事の回数同様個人差があって当然ですし、次に日に何度も射精しても精子はちゃんと毎日作られます。
それに射精しなくても古くなった精子は分解されて体に吸収されます

特に子ども達は、知らないからこそ間違った情報であっても真面目に受け止め悩み、否定的になることがあるので早い段階で本当のことを教えておきたいですね。

セルフプレジャーを後ろめたいと思う理由

多くの男性は、精液に対して汚い、くさい、触りたくないと否定的なため、それを排出する行為も肯定的にとらえられないようです。
また、自分の体の仕組みを知らないまま精通したことにより、白濁しとろりとした精液を見て最初に病気ではないか、普段尿が出るところから出るため汚いのではないかと感じつつも、十分に真相を知る場がなく、相談場所もなく、不安なままにまたセルフプレジャーがしたくなるため、悪いことをしているように感じるようです。
自己制御できず自分はおかしいのではないかと不安になるのですね。

電話相談で一番多いのは「男子からのセルフプレジャーのこと」

チャイルドラインという電話相談では圧倒的に男子からの相談が多く、一番多い相談がセルフプレジャーに関することだそうです。
射精するたびに体が腐っていくのではないか、病気かもしれない、すると後悔するのにまたしたくなって惨めだ、そんな内容だと聞きました。
最初にも書きましたが、性教育不足で沢山の子どもが悩んでいると思うと胸が苦しいですよね。

ちなみに二番目に多い相談はペニスの大小についてや包茎に関して!
これはまた今度詳しく書きますが、まずペニスの大きさは個性です。
背の高さや手の大きさが違うのと同じです。
また成人の70%が包茎と、思っている以上に包茎の人は多いもの。
中には手術を必要とする包茎もありますが、問題のない場合が多いので、こちらも不安になることがないように個性であることを小さい頃から伝えておきたいことですね。

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女性のセルフプレジャーもあって当然

セルフプレジャーはどうしても男性のイメージがありますよね。
まだまだ偏見は根強いですが、女子も自分で快楽の探求はしてもいいものです。
自分の体と向き合い快感を探す行為は性別問わず行われます。
ですから女性もセルフプレジャーをして当然なのです。
それを女性自身が肯定できることと、肯定している女性を男性が受け止めてくれることも大切になることでしょう。
自分の性と相手の性を尊重する、それが行われて当然になればいいなと思います。

ちなみに今はフェムテックの市場はどんどん拡大しで様々なセルフプレジャーグッズが出ているんですよ!

ルールは3つ①清潔に②TPOを大切に③強すぎる刺激はさける

詳しく見ていきますね。

①清潔に②TPOを大切に

性器を傷つけないよう爪を短くし清潔な環境で行うことと、一人の空間で行うことはとても大切です。

特によく聞くのは精液がついた下着の処理方法の問題!

夢精など無意識に起こる遺精で精液がついた下着、特に精通の機会や精通して間もないとどうすれば良いか分からず、ベッドの下に隠したり、コンビニのごみ箱に捨てに行ったりする話は沢山あります。
精液がついた下着を放置することは不衛生でルール違反ですし、外に捨てに行くということはやましい、恥ずかしいという気持ちの象徴でしょう。
夢精などは思春期以降になればあって当然で恥ずかしいことではないので、精液のついた下着はお風呂場などで手洗いしその後洗濯しましょう。

家庭の見守る体制がとても大切

そして何より大切なのは、そうしたマナーのある行動をとる子どもを、保護者が見守ってあげられる家庭環境でしょう。
精通やセルフプレジャーをすることにうろたえることなく、対応してあげて下さい。
ベストな対応は、手洗いした下着があるなら、心の中で「うちの息子完璧!」と褒めたたえ、いつも通り洗濯してあげること!
逆にもし精液のついた下着を部屋に放置することがあればお父さん(もしくは子どもが信頼している大人の男性)が、手洗いしてから洗濯のために洗濯かごに入れるべきだと教えてあげるといいでしょう。

しないのではなく、知らなくてできない場合がほとんどでしょうから決して責めないでくださいね。

③強すぎる刺激はさける~目立つ膣内射精障害の症状~

①~③で一番強調したいのはこの③強すぎる刺激はさけること!!

「射精障害」って聞いたことがありますか?
勃起はするものの射精にはいたらない症状のことです。
今この射精障害もしくは射精障害予備軍がとても多いのです。
また中でも、セルフプレジャーでは射精ができるのに相手との挿入をともなう性行為においては、勃起と挿入ができても膣内での射精ができない「膣内射精障害」が目立ちます。
これは男性不妊にもなるものです。

この原因の一つが、強い刺激に慣れてしまったセルフプレジャーです。

膣内射精障害の原因と、それを避けてセルフプレジャーを楽しむには?

膣内射精障害は、セルフプレジャーをする際に以下の4つの間違いが原因であることが多いと言われています。

強グリップ:強く握ることは避けましょう。本来はゆで卵をつぶさない程度の圧迫を意識してペニスを握り、早すぎないピストンが大事です。

こすりつけ:「床オナ」とも呼ばれる床や壁にこすりつけ刺激を与えることを避けましょう。

足ピン:足をこわばらせた体勢ではなく、リラックスした状態で射精をしましょう。

AV依存作り物の過激な動画に対して「セクシュアルファンタジーの固着」ともいわれる「性行為についての幻想のこだわり」が強力にならないようにしましょう(たとえば、強引に押し倒し急に挿入するシーンを繰り返し見て刺激を受けていると、本来大切な相手を思いやりながら優しく触れ合うことの多い性行為では満足した刺激が得られなくなる、などです)。

圧迫や体勢、視覚的にも、強い刺激を与えたり、短時間で満足するセルフプレジャーに慣れてしまうことが膣内射精障害の大きな原因となっています。
強い刺激に慣れてしまうと膣への挿入での刺激では射精なかなかできないのです。
何でもそうですが慣れってなかなか元の感覚には戻れずこわいものですよね。

セルフプレジャーに関しては、デビュー前から膣内射精障害の原因を知り理解と納得をし、強い刺激を避け続けながら楽しむことがとても大切です。

性欲を自分でコントロールし管理できるのが「大人」

『大人』と聞くと何を思い浮かべるでしょう?
成人を迎えたら?自分で生活が出来るようになったら?
わたしは性的欲求の自己管理ができることも大きな判断基準だと思います。 
なぜなら性的欲求のコントロールには、他者の気持ちを大切にして自分の気持ちを変化させる(パートナーに同意が得られなくても自分で衝動をコントロールする必要性がある)など、なかなか難しい対応をやってのけることが時には必要だからです。

たとえば、仮にパートナーがいても、その人と性行為ができることが当たり前ではありません。
それぞれに、その時の体調や気持ちが万全ではない時があり同意が得られないことがありますよね。
そんな時でも相手を尊重してあげられることが大切でしょう。
相手の意思を尊重するには、自分で性的欲求の衝動をしずめなければなりません。
だって「それでもしたい!!」と同意に反して相手を求めたらどうですか?
関係が良好なまま続くとは思えません。(DVにあたることも十分にありますしね)

自分で性的欲求の衝動をしずめるには?

ではその性的欲求のコントロールをするためにどんな解消方法でセルフケア(自己管理)したら良いでしょう。

ルールは人に迷惑をかけずに衝動的な欲求を一旦しずめて、冷静になることです。

その方法としては、我慢すること、スポーツやTVやゲームなど他のものに欲求を転換すること、もしくはセルフプレジャーに転換することなどでしょう。
このように、セルフプレジャーが性的欲求のコントロールにおける解消方法のひとつで、自分で性欲をコントロールし満たす素晴らしい方法だということが分かってもらえたと思います。

さいごに

まず、望まない妊娠を避けてするパートナーとの性行為を楽しむには心技体が伴うまで行うべからず」基本です!

それまでは自分に合った様々な方法で性的欲求のコントロールが必要で、セルフプレジャーもその選択肢の一つです。

また、自分の性(性意識や性行動)に肯定的でなければ相手の性の尊重も難しいもの。
ですから、大切なパートナーができた時のためにも、肯定的にセルフプレジャーを楽しむことはとても重要なことなんですね。
この最高の性欲自己管理法を否定せず、ルールを守りつつ是非楽しんでもらえたらいいなと思います。

近々、精液の正体をお伝えしますね。
なぜ白濁しているのか?なぜとろりとしているのか?
月経の仕組み同様、精液も本当に神がかった仕事をしているのでお楽しみに!
きっと射精自体を今よりもずっと肯定的に捉えられるはずです。

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