ある日、翌日の持ち物のことで息子に確認がしたかったわたしは、習い事から帰宅してテレビを見ていた息子に声をかけました。
「明日もっていく図工で使う箱の大きさだけどさ~・・」
息子は、うーん、と耳をかたむけてはいるもののもちろん意識は半分テレビへ。
なんなら返事をしつつも笑っているので半分どころか8-9割!😂
この時わたしは前の反省も踏まえて、
「やっぱり後で話すわ👍」
と一旦話をやめました。
前の反省とは、自分が話しかけた間の悪さは棚の上にあげ、こちらが話していても上の空で息子に話を聞いてもらえないことに、”君の持ち物のことなのに!”とイライラしていたころのこと。
逆にこちらがバタバタしている時に話しかけてきた息子に
「後にして!」
と余裕なさげに言うと、
『りょうかーい👍』
と快く返事をしてくれたことがあったのです。
わたしは息子の都合なんか気にせずに、自分の作業の区切りのいいところで自分が伝えたいことを伝えようとしていたな・・と自分勝手さに反省した出来事でした。
それからは、流してもらっていいような話(日々の一人ボケ突っ込みとか、このお菓子特売でさ~ラッキーだったわ♪とか)はわざわざタイミングを見計らったりはしませんが、しっかりほめたい・注意したいなど落ち着いて話したいこと、持ち物や帰宅時間など確実に確認したいことは子どもが話が聞けるタイミングを考えて話すようになりました。
ただイレギュラーなこともあります。
①例えば子どもを置いて外出する直前で、鍵の場所の確認をしたい時など切羽詰まっている場面では何をしていても一旦手を止めて聞いてもらうべきです。
②また、時にはどうしてもその時の感情で伝えたいこともありますよね。
今日帰るまでに全部の信号で青が続いたの!🚥
今日の給食は大好物の〇〇だったよ!🍚
帰り道で△△に押されてころんだ・・😣
子どもの聞いて聞いて!も、大人の聞いて聞いて!も、良いことであれ悪いことであれその時に聞いてほしいことも沢山あります。
その時には手を止めてもらうべきでしょう。
手を止めてもらえるには、自分も普段から手を止めて聞くことが大切です。
(その他、逆にゆっくりじっくり話を聞いた方がオチが際立って楽しい話もありますね。)
待ってというならば、どの作業の区切りがついいたらなのかきちんと伝えるべきですし、自分の話を聞いてほしい時には子どものタイミングも聞いてあげられるといいでしょう。
”その話は落ち着いて聞きたいから夕ご飯の時でもいい?”と提案し、実際に夕飯時にゆっくりと話しができることが一度でもあれば、その後同じような場面でもきっと、後でまた聞いてくれるんだなと子どももタイミングを大切にするようになるはずです。

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