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多くの人が負担だと感じる『読み聞かせ』~義務感もたず柔軟に~

子育てアイディア

文科省が作成した【家庭教育手帳】を見てみると、「親が本を読んで聞かせる」「食事の時間のように❛ 本の時間 ❜を設けるなど工夫して、少ない時間でもいいので毎日本を読み聞かせること」が推奨されています。

読み聞かせは
①子どもとの大切なコミュニケーション手段
②生活習慣の定着(虫歯は悪化する前に治そう!など)になる
③目や耳で色々な考え方や体験にふれられる機会

また、の~んびりと親子で幸せな時間がもてるならいいことづくめだろう!とわが家でも長年取り入れてきました。

とはいえ夕食後の夜はわたしも眠くなる時間のため、読み聞かせの途中からろれつが回らず~なんてことは日常茶飯事で、半分夢の世界に踏み込みながらも口を動かしている日々です。

子どもたちがいうには、ろれつが回らなくなった後に目を閉じて勝手に続きの話を作って話し始め、そこからはストーリーの展開がかなり急だそうです笑(きっと単純に話がめちゃくちゃ!)

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興味深いアンケート結果があったので紹介しますね。

コクリコ「子育て×読書に関するアンケート調査」によると、51人のうち読み聞かせを全く負担に感じていない人は5.4%負担に感じている人は59.5%(とても負担5.4%・少し負担54.1%)だったそうです。(残りの32.4%はあまり負担に感じない・2.7%はわからない)

また、読めない日の理由の大半が時間がないことでした。

家事が残っているから早く寝てほしいと焦るとの声(わかります!)。
今日もゆっくり読んであげられなかったと自分を責めてしまうとの声(わたしの場合、自分を責める前に寝落ちしている(;´・ω・))があったそうです。

知育にいいと書かれているものをよく目にし「読まなければ」と思うがために、る時間とのギャップを感じ焦ったり読めないことに申し訳なさを感じたりするのではないでしょうか。

・・あれ?
「の~んびりと親子で過ごせる幸せな時間」とは少し違うようですよね。

わたしも読み聞かせをしないまま寝る日の理由は決まって時間が足りない日です。

だって子ども達も遊びに宿題に趣味(娘はトレーニング、息子は編み物が今のブーム)に忙しく、学校のことなど話したいことだって盛沢山!

文科省で推奨されていても、いいことづくめと分かっていても、毎日決まって読み聞かせの時間が取れるわけではありませんよね

ただ、やはり読み聞かせをしてきたことを振り返ってもマイナスな面は思い浮かびません

息子が動物の絵本にはまっていた時には今まで知らなかった動物の生態についてわたしも学び、娘が大好きな十年屋という本ではわたしには到底思いつかない描写 ファンタジーの世界に引き込まれ、何よりそれを親子で共有してこられた時間は本当に大切な思い出です。

絵本で得た知識はその場限りではなく、後日他の機会にも「あ!これ読んだ本に載ってたね!」なんてこともしょっちゅうで嬉しくなるものです。

そこでわたしの場合、 読み聞かせはマストではないと自分の意識をかえてみました!

いまわが家では以前とは少し違い、読まない日の理由は大半が一緒に工作をしたり、オセロをしたりテレビを見たりして「時間が余らない日」です。
コミュニケーションの手段や知育のためにできることは読み聞かせだけではないので、読み聞かせだけにこだわることをやめたら何だかとても気持ちが楽になりました。

以前は読み聞かせがルーチンになっていましたから、その時間に合わせて逆算して寝るまでの支度をしていましたが、いまは子どもと時間を共有する上での一つの選択肢に過ぎないものとなったのです。

「寝る時間だから早くして!読むよ!」

なんてことでは楽しさは半減。
お互いゆとりがないと楽しめないですよね。

本に触れること、読み聞かせをすること、これらはとっても素敵なことですが、それだけが重要なコミュニケーション手段ではないので、ぜひ義務感にとらわれず柔軟に考え、親子で楽しめる範囲で取り入れてみてはいかがでしょうか。

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