先日のこと、隣で一緒にテレビアニメを見ている小学校低学年の息子がもぞもぞ・・もぞもぞ・・何だか股間が気になる様子~
なぬっ!どうやら勃起してる?!
こんなことってありませんか?
えっ!まだこんなに小さいのに・・何を考えているんだろう・・(一人でドギマギ)
なんて不安になる人もいるかもしれません。
でも実は、勃起は赤ちゃんでもよく起きる生理現象で、日常的に起きることなんです。
ペニスは性的な情報を視覚や聴覚からキャッチしたり、思春期以降のような射精を意図した刺激をうけたりすることだけが勃起の原因ではありません。
おしっこがたまっていたり、何気なくふれたりしたことで勃起することも多いのです。
わが家ではこの時、下着の中のペニスのポジションについてアドバイスをしました!
だって子どもでも、勃起したペニスが下着の中で真っすぐ前に突き出ていたら違和感があり心地悪いですからね。
息子に伝えたこと
『手洗いして、直接手でペニスを上向きにして下着でパッとおさえてみたらどうかな~』
①大切な自分の性器をさわる時には清潔な手でさわること
②家族であっても人の前でさわることはマナー違反だから一人の空間ですること
③勃起したペニスを、位置を整えることで違和感をなくすことができること
この時、ポジションを直した後の息子の反応、知りたいですか?(笑)
目をキラキラさせて
「え!!めちゃくちゃすっきりした!!ママすっご!」
です。(笑)
一瞬、尊敬の度合いが孫悟空を超えました~
わたし達大人の多くがタブー視して遠ざけようとしている性の話は、子ども達からすると初めての大発見!!です。
見て見ぬふりをせず、何が気になるのか、何が不便なのか、どんな素敵な発見があったのか、沢山聞いて沢山話してあげてくださいね。
抵抗がある場合はお父さん(あるいは子どもが信頼している同性の大人)に協力してもらってもいいと思います。
せっかくですから今後のセルフプレジャーの時にも大切な「性器をさわる時のマナー」もセットで伝えましょう!
上記の①の清潔な手でと、②一人の空間での2点は、自分のプライベートゾーンを大切にするため、また相手の気持ちを尊重するために重要な理由で、この理由は大人になっても、いくつになってもかわらないものです。
日常にあるほんの少しのきっかけを逃さず向き合うことで、そしてそれを積み重ねることで、子どもの性の知識の引き出しはどんどん増え、それは自立した時に性被害から子どもを守ってくれることになります。
また自分の体を大切にし、相手のそれをも尊重できるようにもなります。
小さいからまだ教えなくて大丈夫、とは思わず、小さいからこそ正しく安全な知識を共有してあげてくださいね。
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