講習会の最後の質問コーナーで本当によく挙がる一つが
【いつまで子どもとお風呂に入っていいか?】です。
異性のお子さんとのお風呂は第二次性徴がみられ始めたら卒業がいいと思います。
ただ心もぐっと成長している時期ですし、それらの成長は個人差が大きいものなので、からだの変化がなくてもお風呂に入る様子から子どもの反応に違和感を感じたら、年齢にかかわらず卒業をおすすめします。
また同性であってもそれは同じです。
「女の子同士なんだからいいじゃん一緒に入ろうよ!」
とは言わず、一人で入りたい気持ちはどんな性別・年齢であっても尊重してあげてくださいね。(とはいえ衛生面や、幼児さんの場合は安全面でのフォローは必要です☺)
そして大切なのは子どもにも『からだの権利』があると同時に、大人にもそれがあるということです。
赤ちゃんからお年寄りまでみ~んなにです☺
だから生理で嫌だなとか、子ども大きくなって気乗りしないな、という時には大人もその気持ちを大切にしてほしいと思います。
「あなたのからだは誰のものだと思う?」と聞くと、低学年までの場合は多くの子が「親と自分のもの」だと答えてくれます。
でもやっぱりどんな年齢でもどんな場面でも「自分だけのもの」なんです。
赤ちゃんは?と思うでしょうが、赤ちゃんはまだ自分できれいにしたり守ったりすることができないため、お手伝いをしてもらっているだけなんですよね。
友人は小さな孫に赤ちゃんの頃から「失礼します~お手伝いさせてね。おまたを拭くよ~。」とその都度声がけをしてオムツをかえていると言っていました。
それを聞き、わたしもどの年齢の人のからだも尊重できる人でありたいなと思ったものです。
さて先日、小学3年生の息子と「最後のお風呂記念日」を迎えました✨
(この日を境に着替えも息子の前でしないよう気を付けています!)
実はこの日に向けて去年あたりから一緒にお風呂に入る頻度を少しずつ減らしてきました。
急に入らなくなるって何だかやっぱり寂しくて😢
息子にも、からだつきがかわる少し前の中学年でのお風呂の卒業と、精通があるかもしれない高学年で一緒に寝るのは卒業かなと前々から伝えてありましたが、【最後のお風呂なんだ・・】と実感したこの日は泣いていました。
お風呂では洗い方の確認と、ぎゅっと抱きしめながら、この日を忘れないこと・心から愛していることを伝えてお風呂を出ました。
また後日、息子が書いたこんなメモを見つけました。
【ママとのさいごのおふろ】7/16
いっしょにふろばにはいった。
ママがかみをあらっていたときにおもちゃのしゅりけんをのせた。
おふろでおもいっきり「ぎゅう」をした。
すごくたのしかった。
さいごママとせなかのふきあいっこをした。
ママありがとう!大好き。
大切な大切な思いで①(スーパー楽しかった)
泣きました~😢
とはいえお互い素敵な思い出にかえて卒業できたと思います。
お風呂、添い寝、トイレの介助、手つなぎ、習い事の送迎、爪切り、宿題や持ち物の管理、これまでもこれからも沢山の卒業があります。
毎日忙しくしているとこの時期の出来事やサポートが煩わしく感じることもあるでしょうが、実はいつか卒業をむかえる貴重で幸せなものばかりでしょうから、楽しみながら過ごしたいですね。
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