こんにちはー!!
今日は園児と低学年の小学生を育てるお母さんに相談された件を紹介します☺
「うち、裸族なんです。これでいいのかなと最近思い始めたけれど今さらどんな風に子どもに説明してどう変えればいいのかわかりません💦」
まず、「これはまずいかも?」と思えたことがナイスですとお伝えしました。
お風呂の前後、着替えの前後、夏クーラーがきくまでのむさ苦しい時期、裸でうろうろが親子で定番!というおうちって結構あるものです。
わたしの場合、キッチンからの洗面所からのお風呂と全部直線の動線にあるので(今も昔もかなり助かってる!)、子どもが小さい頃は家事育児を一つひとつ丁寧にゆっくりなんて余裕はなく、半裸もしくは下着姿でお風呂の支度をしながら炊けたご飯を混ぜたり、着替え中にママーと呼ばれればあられもない姿でハイハーイなんてことは日常茶飯事でした。
なのでよーくわかります!!
楽だし、忙しいし、何よりも小さいわが子を目の前にしても【お互いのからだを守らなければ!】という意識って芽生えませんでしたからね。
でも数年してまず半裸はやめました!
子どもが成長したことでお風呂の時間がそれほど慌ただしくなくなり、ご飯を混ぜるのに服くらい着る余裕が出たからだと思います。
そしてそのまた数年後、子どもと一緒にお風呂に入るのを卒業し(その記事はこちらから!)、からだの変化や初経や精通、セルフプレジャーのルールなどを伝え、下着姿もドアを開けたまま着替えることも一切やめました👕
ただこれはわたしの場合であって、人よっては忙しいかどうかではなく、開放感からなるべく薄着でいたい、脱いでいたいという人や、心置きなく過ごせる家族だからこそお互いオープンな関係で過ごしているんだという人もいますよね。
キャラによりそれが癒しだったりもするでしょう。
でもその”オープンな関係”って何でしょう?
心置きなくなんでも話せる、喜怒哀楽をありのまま出せる、そんなイメージですよね。
では「プライベートゾーンをさらけ出せる」、これはオープンな関係といえる?
プライベートゾーンはお互い自分だけのものです。
大好きな家族であっても自分以外は他者で、からだはやっぱり自分だけのもの。それはかわりません。
ですから段階を踏みながらでも親も子どもも一枚肌着や服を着て過ごせるといいですね。
講習会で正しい性器の洗い方を保護者の人に伝えますが、2歳の子でもレクチャーすると自分で洗えるようになることをお話すると、そんなに早くからできるようになるの?!と、みなさんかなりびっくりします。
はい、個人差はあるものの伝えるにもトライするのにも早くない年齢で、できる子は沢山います。
「ママもあなたも自分だけのからだだから、自分で大事に清潔にしようね✨」
こんな風に、みんな自分だけのからだだよと繰り返しメッセージを送りましょうとも伝えています。
こうしてプライベートゾーンの大切さを幼少期からお風呂で教えているのに、お風呂を出てからは見放題、見られ放題では、送り続けている「自分で自分を大事にする」というメッセージが伝わりきらず、もったいない気がしませんか?
お風呂上りや着替えの際にも、大人がすぐに肌着をまとってプライベートゾーンを大事にしている姿を見せ続けると、子どもは無意識のうちにこうやって大事にするんだなと学習してくれます。
「オープンな関係で過ごす」のはからだじゃなくて感情や言葉、態度であればいいなと思います。
うちではノリや突っ込みでお尻をパン!とやってしまった時には息子に「俺のプラベ!やめて!」と言われます。もちろん謝ります。
と同時にプライベートゾーンの意識ができていることと、大人相手でもやめて!と言えることを嬉しくも思っています。
さて、相談してくれた方に最後に
「お母さん勉強でプライベートゾーンとか新しいことを知って、自分のからだをもっと大切にしようと思ったから裸族卒業します!」
こんな感じはどうかと提案しました☺
その後が楽しみです。
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