「学校や習い事の先生は、わが子にも余裕のある対応ができているんだろうな~うらやましい・・」なんて思いませんか?
でも実際家に帰れば、わたし達と同じ普通の親で同じように悩んでいたりするものです。
わが家の場合も「毎日穏やか~☺」なんてことはなく、思春期娘とよくバトルをしています!
わたし「ちょっと!その言い方はないんじゃない?!言い直して!」
娘「ママこそちゃんと話聞いてるの?!補聴器つけて!」とか。
娘は洗濯ラックをバーンと倒し、わたしも負けじと娘の机の上の物をザーッと落とす・・とかね。
やはり思春期は、性格とは別に感情の起伏は激しく、喜怒哀楽がよりはっきりしています。
また同時に親のわたしはふつうの人間・・その対応に悩んだり疲れたりすることだってあるわけです。(そう、毎日のように!)
言葉の力や表現力が追い付かず物にあたる時期だとも、その時期はリスニングが大切だとも、分かってはいても受け止め続けるのは難しいものです💦
ある講義で
『たとえば「クソばばー!」と言われても、ドラえもんの❛ 翻訳こんにゃく ❜のように「愛してるお母さんにじゃなきゃあたれないの。大好き~」と解釈してください』
と言われました。
ふむふむやってみよう。
いやー、まーったく無理でした(笑)
翻訳こんにゃく使う前に余計なことが口からどんどん出ちゃうわけです。
どんなことでぶつかるの?
娘は「クソばばー!」とは言いません(まさかそれはこれから?!Σ(゚□゚;))
けれど話をわたしがなかなか聞き取れなかったりするとイライラし程度をこえて怒ったり、SNSとの付き合い方で決めたルールが気に入らず泣き叫んだりする具合です。
あとは息子に理不尽なことで日々八つ当たりをするので、それは見過ごせず叱ると、ひいきだと自室にこもったりもします。
そして涙がなかなか止まらない日もあれば、泣いていたかと思うとすぐに落ち着き笑い話をすることもあります。
とにかく感情のコントロールが難しいんでしょうね~!
そんな時、こちらに余裕があれば一呼吸おいて落ち着いた対応ができるものの、そうでない日(しつこいですがそんな日だらけです)はやはりわたしも反論したり、「そんなことくらいで泣かないでよ!!」となるわけです。
どんなふうにお互いの気持ちを落ち着かせているの?
わたしの場合❛ いいところ探し ❜をしています。
娘は遊びに来てくれた友達を当然のように途中まで送ったり、家族でおやつを食べる時に形が崩れたものがあれば自分に取り分けます。
感心して友達をほめる場面もよく見るので、「外では十分うまくやってるな☺」と家での態度に少し寛容になることができました。
また、以前読んだ本に「思春期が一人ならまだしも学年ほとんどが思春期の環境で毎日持ち帰るストレスは大きい」と読み腑に落ちたことがあり、なるほど背景が十分に見えていなかったなと反省したこともあります。
これらから「ならば大半のことは家の中ではこれでよし!」
と思うようにしています。
外ではきっと子ども達も楽しみながらもそれぞれ順応しようと頑張っているんですよね。
それに加えわが家で大切にしていることは1⃣何が嫌だったのかの共有2⃣必要ならしっかり謝る3⃣朝には切りかえること!です。 (あまりに腹が立ちすぎた時には翌朝切り替えができないこともありますが・・)
理由は、解決せずに「けんか①」をそのままにして「けんか②」が起き、また「けんか③」が起き・・と解決しないままそれらが積み重なると、風化され一見問題がなさそうでも、やはり細かいわだかまりが蓄積して心からの和解がどんどん難しくなるように感じるからです。
それにいつまででも引きずっていると、誕生日などのイベントやお出かけが台無しですからね!
お互いの意見を共有して謝罪したらなるべく早く切りかえようと2人で話しています。
ふふふ
どんとこい!をテーマにいつもえらそうなことを書いていても、11年子育てしていても、わたしもまだまだ大人になり切れず試行錯誤の毎日というわけです。
ちなみに最近の娘は・・かわらず感情の起伏は激しいもののまだ甘えたいと伝えてきてくれたので二人で過ごす時間を増やしたところ表情や態度がとても穏やかになりました。
とはいえ娘にもまた波がくるはずなのでしっかり対応できるよう余力をつくっておきます!(スイーツを食べて☺沢山寝て☺)
日々色々ありますが、息子がわたしに何かすると飛んできて注意する姿、喧嘩をしていても「おいしかった~ご馳走様でした」や「お休み大好きだよ」といった大切な言葉を欠かさない娘には感心しますし、彼女からの愛情を感じます。
先日娘が「でも大好き♪」を語尾につけると何でも許されるかをわたしに試してきました。
『しつこく確認してくるのめっちゃ嫌!・・・でもそんなママも大好き~』
『天気予報みずに毎日20度の晴れっていうの本当にやめて・・・でもそんなママも大好き~』
(ちなみにこれは効果ありでした)
それに洗い物の手伝いも毎晩してくれます。
きっと娘は娘でわたしとうまく関わるにはどうすればいいのか考え行動しているのだと思います。
くっつきすぎると痛い、離れすぎると寒い、はりねずみの距離感、これを大切に今日もまた大好きな思春期娘と過ごします。
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