初経のお祝いは本人がのぞむかたちでやろう/精通のお祝いも

月経

わたしが子どもの頃は初経をむかえるとお赤飯を炊いてお祝いするのが一般的で、わたしもそうでした

お赤飯を炊くのには「邪気を払う」や「栄養を取る」などの諸説があり、お祝いをすること自体には『子孫を残す能力がついたから』という理由が大きそうです。

ただ、今はお祝いをしないのが一般的で、働く女性向けサイト「マイナビウーマン」(2015年11月11日)が行なった【初潮のお祝い、自分の子どもにしてあげたい?】というアンケート調査(22~34歳の156人が対象)を見ると、「お祝いしたい」が28.2%、「お祝いしたくない」が71.8%。
また「お祝いしたくない」理由は大半が「自分の時に嫌だったから」と答えていました。

一緒に喜べるよう子どもの気持ちに寄りそおう

けれどやはり❛赤ちゃんを産む体の準備❜が始まったということはとても喜ばしいことですよね!

ですから子どもと一緒に喜べるよう、『痛みがあるわよ』や、『面倒よ』などと否定的なことではなく、『お母さんがあなたに出会えたように、のぞめばあなたも子どもに出会える体になったのよ』と前向きな言葉をかけてあげたいものです。

人生計画を考えるきっかけづくりにも

また自分の体を大切にするよう改めて伝えるべきタイミングでもあります。
①希望する人生設計を立てること、その中に結婚や出産があるならばその時まで全力で避妊をすること
②それを共有できるパートナーを見つけること
③ではその人と良好な人間関係を築くために持ちたい自分らしさとはどんなものか

など・・

このように性にまつわる探求すべき課題や、初経をむかえる時期に伝えておきたいことは沢山あります。


さて話は戻りますが、初経のお祝いをしている家では今はケーキを買ったりお寿司を食べに行ったり、中には父親や兄弟に知られたくないなどの理由から、こっそり好きなおかずにしてお母さんと娘だけでそっと喜びを共有することが多いそうです。
いいですよね!大切にすべきは本人の気持ちですから。
是非どんなお祝いのかたちがいいか子どもに聞いて、人生で一度しかない大切な日を一緒に喜んであげて下さいね!

さいごに

お祝いをすることは『子孫を残す能力がついたから』という理由だとはじめに書きましたが、それは精通も同じですよね。
精通をお祝いする風習は聞かないものですが、初経同様本人が希望する形で喜びあえると素敵でしょう。
そしてそんな風に、精通はむかえて当然でお祝いしてもらえるような前向きな出来事なんだと、前々から知識を備えておくことがとても大切です。

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