【感動・笑い】子どもへの手紙、なにげない日常でも渡してみよう

子育てアイディア

最近、子どもからもらった沢山の手紙を見返していると、別にされた1つの袋を発見!
日付は2017年のわたしの誕生日・・袋のうしろには、子ども達が準備してくれた誕生日のお祝いがどれほど嬉しかったか、当時の自分の気持ちが書かれていた。
なんだか一気に数年前へと気持ちがワープし、愛しいやら切ないやら、当時と同じ感覚になれたのがとても不思議だった。

そこで改めて【手紙の魅力】を考えてみた。

手紙は「節目ではなくても」、「短くても」OK!

様々なツールで相手に気持ちが伝えられる時代。
でもやっぱり、相手を想い、思い出をたどり、自分の字にたくして届ける手紙にこもった気持ちには、どこか温かみがある。
そしてなにより渡したものが当時のまま残ることは、何年先に見返してもお互い楽しく、また改めて話題に出来る素敵なきっかけにもなるだろう。

誕生日や入園・入学などの節目に手紙を渡す人は多いと思う。
そんな節目に渡す手紙は、ついつい形式にはまりがちなのはわたしだけ?(笑)

「〇さいのお誕生日おめでとう!うまれてきてくれてありがとう(涙)」から始まり、「これからもあなたの~を応援しているよ!おー!」で終わるパターン

日々成長する子ども達。だからこそ、今これをここで伝えたいなと思うことがなにげない日常の中で沢山あるはずだ。
そんな時には言葉でも気持ちを伝えつつ、ぜひ手紙にも書いて渡してみてほしい!

短くてもいいだろう。
以前、子どもが寝てから気付いた後片付けに対し、裏紙に一言書いたことがあった。
「おもちゃ箱がピカピカでびっくりしたよ!ありがとう~」これを朝起きた子どもが嬉しそうに読んで、ていねいに半分に折ってファイルにしまうのを見てから、手紙では文字の量よりも、タイミングとリアルな感情、この2つを大切にして気持ちを伝え続けようと思ったものだ。

子どもからもらった手紙に返事を書こう

娘4歳

字を覚えたての娘から毎日手紙をもらっていた時期があった。
でもなかなか返事を書かずにいたら
「これだけ毎日あげているのに返事がこないのはどうして?」と娘に言われた。

そりゃそうだ!!

手紙はみんな送るのも楽しいけれど、返事が来たらもっと楽しいし嬉しいものね
大いに反省し、返事も書き始めたのだった。

一方娘は幼い頃からきちんと返事をくれたり、自分がもらった場面と同じような時には自ら筆をにぎっていた。 
☆例えば幼稚園でマラソン大会を控えていた娘にわたしから
「がんばってさんかすることがすごいね!たのしんできてね!」と書いたことがあった。
翌月にあったわたしが趣味で通うゴスペルの発表会の前日、今度は娘から「がんばってね!ステージにたつことがすてきだよ。ずーーっとおうえんしてる!」こんな手紙をもらったのだ。

もちろんパワーは100倍!

一方通行ではない手紙のやり取りで、様々な感情を手紙でプレゼントすることが習慣化されたように思え、とても嬉しい。

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わたしが子どもに手紙を書くときに意識したこと

お手伝いへの感謝をしたり、習い事への取り組みをほめたり「ほめること」と、「愛してること」を手紙でも伝え続けてきた。

でもなによりもヒットしたのは「デートのお誘いの手紙」!
近場でもいい。
「明日すきなアイスをえらびに、すこしとおいスーパーに2人だけでいかない?」
デートのお誘いは、子どもがいくつになっても飛び跳ねて喜ぶものだろう。

また、多くの子どもが大好きなクイズを織り交ぜた手紙のやり取りは、小学校高学年になる今でも盛り上がる内容だ。

ただ、手紙ではいいことを書くばかりではなく、時には口で伝えると口論になりそうなこと、すでになってしまっていることなどでのやりとりもある。
そんな時は字や手紙で残ることは嫌なものだが、口だと感情のまま出る言葉を、一度飲み込んで字にすることで必要以上に言いすぎないことができ、自分の本心と向き合えるため、それも手紙の魅力だろうと感じている。

こんな楽しいものも!

こちら、「ママだよ」と3歳だった息子からもらった似顔絵!

息子3歳

「キャラ立つ絵で最高におもしろいし驚いた。天才!!」と、もらった日のわたしの感想が書かれていた。
大きくなった息子に見せると「アンパンマンみたいだね」と言われた。
なるほど!記憶しているキャラクターを取り入れて描いたのかもしれない、と数年たった今になって改めて感心した。

見返した時に分かりやすいように、またもらった時の本当の気持ちはその時にしか感じられないため、年齢や学年と、もらった時の簡単な感想を書いておくのがおすすめだ。

過去の自分からの手紙もあった!

冒頭にある、2017年のわたしの誕生日の日付が書かれていた袋。
実はもらった時の感想の下に、もう一つのメッセージがあった。
なんと2017年のわたしから、2027年のわたし宛て!

『2027年の私、娘が反抗期かもしれないね。でもこんなにいいこはいない。だから根は大丈夫。毎日十分愛情そそいできたからこそ思いきりぶつかってきてくれてるだけ。だからあなたもどんとかまえて思いきり受け止めて。こえたらあなたのお母さんとのような関係にまた一皮むける。あなたと娘にならできる!』(原文)

2027年まではまだ少しあるものの、娘が思春期の今、一番の味方から「大丈夫、間違ってないよ。愛情は伝わってるよ。」そんな心強いメッセージをもらい泣かされた。

そしてまた2021年のわたしから数年後の自分に手紙を書いてみた。
このタイムカプセルを開いた未来の自分の励みになるように。

さいごに

どれほど嬉しかった思い出の記憶も、忘れはしないものの多少上書きれるものだろう。
子どもとの思い出は毎日たくさん増えるからだ。

「声がだいすき!」「今日もいっぱい手をつなぎたいな」短くてもその時の感情をその時に伝えることはとても素敵なことだろう。
ぜひ言葉だけではなく、上書きされない手紙ででも残してみませんか?

【手紙の魅力】それは、もらった時には瞬時にパワーになり、また感情のコントロールにも一役かってくれる。さらには時が経っても思い出を呼び戻して当時の感情を楽しめる、そんな素敵なものだろう。

時には未来の自分にも一筆。これも本当におすすめだ。

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