指一本、声一つで様々なことが調べられる便利かつ機械に頼る時代を生きているわたし達。
特に若者は幼少期からメディアに親しみ使いこなしているイメージがありますが、あるテレビを見て驚きました。
携帯中心の生活のためパソコン離れが深刻で、実はキーボードを使用してのタイピングが苦手な学生がとても多いそうです。
調べてみると、新社会人の69.1%がタイピングが苦手と回答したという調査結果もあり、将来の選択肢の幅を狭めることにならないように、わが家でも子ども達に何かきっかけをあげたいと思いました。
小学生もパソコン離れは同様
小学校でも子ども達はタブレット学習が導入されましたね!
地域や学校により活用頻度に差はあるでしょうが、わが家の高学年の娘は社会や学活で行う資料のまとめではタブレットを使うよう言われ取り組んでいました。
聞くとローマ字入力にしている同級生はとても少なく、多くの人が平仮名入力の設定で、両人差し指・中指の4本で入力しているそうです。
パソコン離れは学生や新社会人だけではなく、小学生、現代の子ども達全員に言えることなんでしょうね。
わが家でふんだブラインドタッチまでのステップ
さて話は2年前までさかのぼります!
娘が小学校2年生、息子が幼稚園の年中の頃からのお話です。
①ローマ字学習
ローマ字のカードを使い、カルタのようにわたしが言ったものを手に取るというゲーム形式で、まずは大文字のA~Zまでを覚えることから始めました。
学習というよりもゲームの感覚ですし、平仮名よりも数が少ないのであっという間に覚えるものでしょう!
②知りたいことはPCで自分で検索
まさかの音声検索ができてしまう便利な世の中。
『ママ携帯かして~』
『 Hey Siri! 』
よくある光景ですよね!
残念ながらわたしの携帯はiPhoneではないので、格好よく❛ Hey Siri! ❜はしようとしてもできなかったのですが(笑)
音声検索や携帯での検索は一旦やめて、【調べたいことがある時にはパソコンで自分で調べよう!】としました。
パソコンの横にはローマ字を使った①50音②濁音・半濁音(ぱぴぷぺぽ)③拗音(ようおん:しゃしゅしょ等)④促音(っ)⑤撥音(はつおん:ん)⑥長音(のばす音)の一覧表を常に置いて、カーソルの位置やスペース・エンターキーの説明をしました。
「面倒くさがらないか?」
子どものタイプにもよるでしょうが、 子どもも好きなことを調べる為であれば時間や手間は惜しみませんのでじっくりやってくれると思います!
実際にわが家でも【キュウレンジャー】と検索するのに息子ははじめ30分以上かかっていましたが、ずっと真剣に調べていました。
そして段々とローマ字と平仮名の50音を一致させスムーズに検索するようになりました。
③無料アプリを使い指の位置の確認
しばらくは2人とも人差し指で一つずつキーを押していましたが、気が向いたときにタイピングバラエティしりとり(かんたんな2文字の単語から始まりレベルが上がると百人一首などが出てくるので、他教科の学習にもなります!)などの無料アプリを使って正しい指の使い方を練習していきました。
ブラインドタッチができるように
ブラインドタッチをしているのを見た時には驚きすぎて
「すごい!!できるの?!なんで?!(←ずっとやってたからだよね(笑))」
「いつから?!」
と興奮したものです。
でも思い返すとブラインドタッチができるようになったのは、まだタイピングおすしで2文字の単語を打つようなはじめの方だったんです。
ですから、ローマ字を覚えて→組み合わせると平仮名の50音になることに気付いて→キーボードの位置を覚えて→指で位置の感覚を覚える、という段階がしっかりと踏めていたんだなと思いました。
さいごに
一見教育ママあるいは早期教育に見えますが、正直わたしはそこまで深く考えず、遊びの中で学びがあるならラッキーくらいでやってきました。
どんな分野の学習もそうですが、生活の中にきっかけを散りばめて取り入れると子どもはとても前向きに楽しんで取り組んでくれることが多いですよね。
タイピングも是非きっかけを作ってあげてみて下さい。
携帯やタブレットにふれる時間は減り、自分で様々なことが調べられることを知り、何より大抵が家族がいる空間で操作することになるので、親子で空間を共有できると同時にどんなことを調べているのか目が行き届きます♪
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